成年後見制度利用支援　任意後見契約書作成

成年後見制度とは

成年後見制度とは

年齢を重ね、高齢になってしまった場合や、認知症になってしまった場合や、あるいは精神病などにより、判断能力が不十分な状態となってしまい、日常生活を送る上で、お金の管理や、契約の結んだりすることに不自由をきたすようになってしまった場合に、その部分を他の人に補ってもらう制度です。
補ってもらう人は、補ってくれる人に、自分の行為についての確認をしてもらったり（同意権）、代わりにやってもらったり（代理権）、「やっぱりやめた」と言ってもらったり（取消権）といった権利を与え、間違った判断をしないかどうかを管理してもらって、もしその判断が誤りだったり、自分に不利益となる場合だったりしたときには、取り消してもらうことになります。
今現在、もう困っている人のための「法定後見」と、まだ困ってないけど、援助してくれる人とあらかじめ契約をしておく「任意後見制度」とがあります。

成年後見制度で補ってもらえること

事実行為としての財産管理

• ・預金の管理
• ・年金などの社会保障給付の受領
• ・保険や有価証券の管理　　　　など

財産に関する法律行為

• ・売買契約
• ・賃貸借契約
• ・消費貸借契約(借金など)
• ・保証契約
• ・請負契約　　　　　　　など

財産に関する公法上の行為

• ・税金の申告や納付
• ・登記手続き　　　など

身上監護に関する法律行為

• ・医療契約
• ・介護契約
• ・施設入所契約　など

身上監護に関する公法上の行為

• ・要介護認定の申請　など

訴訟行為

• ・裁判の原告や被告になる　など

成年後見制度で補ってもらえないこと

事実行為としての身上監護

• ・食事
• ・入浴
• ・看病
• ・着替え　など

身分行為たる法律行為

• ・結婚
• ・離婚
• ・養子縁組
• ・離縁　　など

単独行為たる法律行為

• ・遺言の作成　など

その他の事実行為

• ・睡眠
• ・読書
• ・散歩　など

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